終わらない侵略

私もあなたもこんなことをしている場合ではない。

貪欲な生き物

 

見てしまった。

見ようと思ったわけではない。

 

心に刺激がほしくて恐怖サイトを色々調べていた。

「恐怖の館」「イルカの夢でさようなら」オカルト好きなら聞いたことがある言葉だと思うが、それらを見ながら私は懐かしい気持ちに浸っていた。

でも私は怖くならなかった。当たり前だ、もう18だから。

私には霊は見えない。私の父はとても霊感が強いらしくよく色々な恐怖体験を昔語られた。

しかし私は自分で見たものしか信用しない人間なので、未だに幽霊は信じていない。

もちろんあの世とか、そういった類は全て。

 

でも私は、「転生」というものは本当にある事だと思っている。

 

事実私も自分の前世はなんとなく覚えている。

恐らく三毛別羆事件で熊に食い殺された村の娘だと思う。体がそう感じている。

 

私は仏教の話が好きなのでその話を少しすると、生き物は同じ生き物にしか生まれ変わることが出来ない、というのが仏教の考え方で存在するらしい。

猫は死んだらまた猫に生まれ変わり、

人間は死んだらまた人間に生まれ変わる、と。

 

私はどうもその考え方は納得いかない。

仏教の考え方は慈悲深い所にとても共感出来るものがあり、仏陀を崇拝しているけれども、

全部が全部納得できるものでは無い。

 

まあ、仏陀が生きていた世界と今私が生きている世界は余りにも違いすぎるので、当たり前なのだが。

 

話を戻し、恐怖サイトを閲覧していると、

‪「食卓のお肉ができるまで」

http://saisyoku.com/pics_killed.htm

というサイトに飛んだ。

 

私はこのサイトをみて、涙がとまらなかった。

善人ぶっているわけでも何でもない。

 

家畜達があまりにも可哀想で可哀想で、言葉を失った。

 

もちろん、この現実を知らなかった訳では無い。美味しいお肉が食べられるのは、生き物を殺しているからだ、という事実は誰しも分かっている事だろう。

 

だがしかし、その生きもの達がどのようなやり方で殺されているか、と言う事実を知っている人物は限られているのではないだろうか。

 

私もそのやり方までは今日の今日まで知らなかった。

 

 

世の中は基本的には汚い。

人間同士の争い、殺し合い、強奪、イジメ、家畜の大量生産、動物虐待。

 

人間の欲望で汚れまくっている。

そんな世の中で生きる私たち、

生きるのがウンザリする。

 

 

 

知らないフリを続けるのも、現実から目を背けるのも、自分の都合のいいように生きていくのも、自由だ。

 

知らなくても何も困りはしない。

 

でも私はそんな人間にはなりたくない。

ちゃんと現実を受け入れたい。

自分だけがいい思いをしたいだなんて思えない。

慈悲の心はちゃんと持ち合わせているつもりだ。

 

紛争地域に産まれた子供、家畜として産まれた動物のことを考えると胸が痛くなる。

 

なぜその運命だったのか。

私はその答えは先程も述べたように、前世との因縁が関係していると思っている。

 

前世に犯した罪の大きさによって、来世の運命は決まるのだと、そう思っているからである。

 

仏教の考え方とは違う。

 

悲運な運命を強いられた生き物は、

前世に悪い行いをした人間なのではないだろうか。

というよりも、そう考えたい自分がいるのは否めない。

 

私はYouTubeでも「お肉が食卓に並ぶまで」と検索をかけて、色々な動画を見た。

またしても涙がとまらなかった。

 

特に「フォアグラの作られ方」

https://youtu.be/6l5linLljDwはあまりにも残酷すぎた。

フォアグラとなる運命に生まれてきてしまった鴨たちの最期の表情が強く印象に残っている。

 

 

全ては人間達の貪欲さが原因の、殺戮なのである。それは家畜生産ではなく、ただの殺戮行為だ。

 

 

胸が痛い。

 

 

きっと家畜や紛争の犠牲になった子供たちは、来世は幸せな人生を送れる人間になるだろう。

そうなって欲しい。

 

私たち人間は、生き物の殺生をしている時点で、きっと来世が人間であることは無いに等しいと思う。

 

世界は残酷だ。

強い者が勝ち、弱い者は死ぬ。

人間社会でも同じことが言えるだろう。

 

もっともっと私が知らない残酷な事実は存在すると思う。

 

だが目を背けたくはない。

知らないフリはしたくない。

 

 

色々書いたが、私を偽善者だと思うなら勝手に思えばいい。

 

全ての生き物に対して慈悲の心を持ちたい。

私が今まで食べた家畜達、殺してしまった虫達、傷つけてしまったあなたに。

全ての生き物に謝りたい。

ごめんなさい。

 

 

明日からはベジタリアンになります。