終わらない侵略

私もあなたもこんなことをしている場合ではない。

雨に打たれて

 

 

夢の中ほど居心地が良くて、気持ちのいい場所はないと思う。

途絶えていく意識は薄緑色で、体は軽く、自分の体は見えない。

しかし目を覚ませば、体にかかる重圧に耐えるしかないし、自分の体を嫌でも見る。

そして目の前の現実に目を向けるしかない。

 

夢の中だけで生きられたらなと思う。

 

植物はそんな感覚なのか

 

悩むことに疲れた時は、1度自分は植物だと思い込む。

 

光合成をしているだけで、地球全土から必要とされる存在になる。

 

自分も、呼吸をするだけで誰かに必要とされる人間になれたらと、くだらないことを考える。

 

 

 

最近は良くないことばかり起きる。

 

しかし自分に災難が飛んだ時、なぜ自分だったのかと考えるよりも、

自分が辛い目に合うことで、周りに火の粉が降らないならばそれで良いと、最近は思う。

 

もし見ず知らずの子供やお年寄り、女性、男性であろうと、駅のホームで電車が来る直前、人が線路に倒れていたならば、私は何がなんでも助けてしまうのだと思う。

そんな人間なのだ。昔から正義感だけは強い。

 

 

 

 

怖いものは何もないはずである。

 

愛に触れた者の行き着く先は、皆同じ場所。

それは地獄か天国か。

 

 

 

私の体、心、人生、全てを捧げられるたった一人の人と巡り会える日は、一体いつなのか。

 

 

でも今はまだ、出会わなくてもいいかな。